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予算がなくても安心!簡単に多言語サイトが作れる翻訳ツール導入の手順と注意点

予算がなくても安心!簡単に多言語サイトが作れる翻訳ツール導入の手順

最近、多言語サイト作成のお手伝いをすることが増えてきました。
グローバル化が進み、訪日外国人・インバウンド消費増加の影響もあると思います。

埼玉県内は2019年にはラグビーのW杯が熊谷も会場の一つですし、2020年には東京オリンピックの会場としてさいたまスーパーアリーナなども使用されます。
ますます外国人観光客が増え、インバウンド集客をするためにこれから多言語サイトを作りたいという方もいらっしゃると思います。
しかし、多言語サイトを作るには費用もそれなりにかかってしまいますし、ハードルが高いんですよね。

今回は海外展開を目指す企業や訪日観光客を取り込みたいお店のオーナー様などに向けて、
予算がなくてもカンタンに多言語サイトが作れるおすすめの自動翻訳サービスや注意点をご紹介してまいります。

100以上の言語で自動翻訳してくれるツール「Google Translate」

今回ご紹介するツールは、「Googleウェブサイト翻訳ツール – Google Translate」です。

その名の通り、ウェブサイトを複数の言語に翻訳してくれる機能です。
なんと対応する言語は100以上です!!

実際に以前導入したサイトの例です。

Googleウェブサイト翻訳ツール

「言語を選択」ボタンをクリックすると、100以上の言語を選択できます。

英語や中国語などメジャーな言語はもちろんあります。
そして聞いたこともない言語が多すぎます。すごいツールですよね。。
世界にはこんなにたくさんの言語があるんですね(笑)

ユーザーが言語を選択すると、その選択した言語でWebサイト全体が自動翻訳されるという仕組みになっています。(画像の文字は翻訳されないので、ご注意を。)
翻訳したページを用意することなく、翻訳して表示してくれるという便利な機能なんです!

「Googleウェブサイト翻訳ツール」の手順を解説!

どんな機能かわかったところで、早速導入をしていきたいと思います。
まずは、「ウェブサイト翻訳ツール」と検索して、アクセスしましょう。

「今すぐウェブサイトに追加」をクリックします。

今すぐウェブサイトにに追加をクリック

Googleのログイン画面が表示されるので、自分のアカウントとパスワードを入力しましょう。
持っていない方は、アカウントは無料で作れるのですぐに作りましょう。

ログイン

ウェブサイト情報を入力

ログイン後にウェブサイト情報を入力する画面が表示されます。
この画面では、ウェブサイトのURLと言語を指定します。

ウェブサイト情報を入力する

翻訳前の元のサイトが日本語であれば、日本語を選択します。
デフォルトの設定では、英語になっています。

選択できたら、「次へ」をクリックしてください。

プラグインの設定をする

クリックすると、プラグインの設定画面が表示されます。
翻訳する言語を最初に設定します。

プラグインの設定

「全ての言語」を指定すると、100以上の言語から選択して翻訳することができます。
全世界を対象とするならば、この設定を選びましょう。

全世界がターゲットではなく一部の国の言語だけ翻訳できればいいという方は、「言語を指定」を選択してください。

言語を指定

100以上の言語の中から自動翻訳に対応する言語を指定することができます。

翻訳する言語を指定できたら、表示モードを選択します。

表示モードを設定する

表示モードは、

  • インライン
  • タブ
  • 自動

から選択できます。
右横には設定したモードが反映された時の表示確認をすることができます。

詳細設定は飛ばして構わないので、プラグインの全ての設定が完了したら、「コードを取得」をクリックします。

コードを取得をクリック

コードを取得をクリックすると、コードが表示されます。

コードを全選択してコピー

あとは表示されたコードを全選択してコピーするだけです。
最後に自分のサイトの表示したい箇所にコピーしたコードを貼り付けて完了です!

自動翻訳ツールを利用するときのデメリット

簡単に自動翻訳してくれるので、運営側としては翻訳したページなどの用意もいりません。
何もしなくても多言語サイトが作れるのが便利です。
ですが、良い点だけでなく、悪い点ももちろんあります。

自動翻訳の精度は完璧ではない

少しずつ翻訳の精度は上がってきていますが、単語の誤変換や文脈が間違っているということもあります。
意味が通じにくい文章になることもあります。

ユーザーが間違って翻訳された文章を読み、トラブルになるケースもあるので、注意しましょう。

スパム扱いされ、評価が悪くなる可能性がある

自動で翻訳されたページをスパムとして扱われる可能性があり、検索エンジンの評価が下がってしまう可能性があります。
なぜそうなるのか。
それは自動翻訳の精度が完全ではなく、文章がおかしい。意味が通じにくい。ということがあり、スパムではないかと判断されてしまうからです。

本来であれば、自動翻訳ではなく、できる限り人が正確に翻訳したページを作ることが望ましいです。
周りに翻訳できる人がいればいいですが、翻訳家など外部の業者に翻訳サービスを依頼したうえに、
Web制作業者に多言語対応Webサイトを作ってもらうとなるとコストはかなりかかってしまいます。

業者によっても料金は違うので、翻訳とWebサイト作成時の見積もり依頼をお願いしてみてください。

いつサービスが終了するかわからない

外部のサービスを利用するわけなので、いつサービス自体が終了するかわかりません。
不具合が起きることもあるでしょう。

Webサイトで外国人も集客できていたのに、外部のサービスの問題が起きて、売り上げの機会を損失してしまうということもあります。
外部のサービスを借りるリスクも念頭に置かなければいけません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自動翻訳ツールであれば、Webサイトの情報を入力してコードを貼り付けるだけなので、簡単に導入できそうですね。

Googleの自動翻訳ツールは、精度を高め続けています。
予算があまりとれないけど海外展開を目指す企業様や訪日客を集客したいオーナー様にオススメのツールです。
自動翻訳ツールのデメリットを理解したうえで、ぜひ多言語サイトをつくることにチャレンジしてみてください。

導入方法に躓いた時は、契約されているWeb制作業者に相談してみてください。
ウェブクリーズでも対応できますので、これから予算があまりとれないけど多言語サイトを作りたいという方はご相談ください。