工務店・建築事務所のホームページを作るとき参考になるHPのデザイン Vol.1
以前にとある工務店様のホームページを作った経験があります。
お客様のエリアは工務店の競合がひしめくエリアで、そのエリアの工務店の多くは古っぽいデザインのホームページで、事業立ち上げのタイミングで新しいホームページを作って差別化されたいというご要望を受けました。
多くの工務店様は自社ホームページを持ち、ホームページから見込み客の獲得を図っておりますが、「デザインが古っぽい」「使いにくい、見にくい」などという理由でマイナスなイメージがつくことがよくあります。
ということで今回は、工務店のホームページをご検討の方へ、参考になるWebデザインをご紹介したいと思います。
工務店や建築事務所など今後も参考になるホームページをご紹介したいと思いますので、検討されている方はブックマーク必須です!
狭山市の『ゆたか建設株式会社』さんのホームページ(http://www.yutakakensetu.com/)をご紹介します。
では早速、ポイントをご説明していきたいと思います。
建築事例ページを見ると実際に住むイメージが湧いてくる
注目したいポイントは、家を建てたいと考えているユーザーが必ず見る建築事例(http://www.yutakakensetu.com/build)のページです。
こちらの工務店さんが手がけた建築物の事例紹介ページでは、どのお家も住みたくなってしまうような綺麗な写真が多く掲載されています。
(http://www.yutakakensetu.com/build/3985)
やはり、家の外装や内装などは文章より画像で見せた方がイメージが伝わります。
ページが全体的に余白や行間に適度に空いていおり、配色も白ベースのシンプルなデザインなので、綺麗な家の写真が映えます。
注意したいのはこのようなシンプルなデザインの場合は、写真の質がホームページのデザインに影響が出る点です。
画質が悪かったり、写りが暗かったりすると、かなりダサくなり悪影響を及ぼすので、写真にはこだわりたいですね!
多くの工務店は、建築事例ページの写真が家の内装や外装の写真が多いのですが、こちらの工務店さんは掲載している写真が外装や内装だけでなく、「家族や子供の写真」や「暮らしている方の私生活の写真」なども掲載されていて、家に住むイメージも湧いてきますよね。
シチュエーションも考えて工夫されています。
時間帯も昼に撮影した写真だけでなく、夜に撮影した写真を活用することで、温かみのある家だということがさらに伝わります。
ページの操作性の面では、「クリックで拡大表示します」と親切に書いてあり、クリックすると、拡大されて見やすくなり、写真を魅せる工夫をされています。
左右にある矢印を押すと、アルバムのように次々と写真が見れるので、何度も確認しやすいです。
建築事例ページはマイホーム購入を検討しているユーザーの多くがチェックするページなので、工夫したいです。
まとめ
「建築事例」や「施工事例」のページは、マイホーム購入やリフォームを検討している方は必ず目を通すページです。
工務店のホームページを作成する際は、建築事例のページの見せ方・写真の選び方・撮影のシチュエーションなど工夫できるポイントがたくさんあります。
綺麗な写真を使うことで、どんな家を作ってくれるのかイメージが湧きやすくなります。
それに加えて、文章で補足して、マイホーム購入やリフォームを検討している方がよりイメージしやすくなるように考えていくことが大切です。
今回ご紹介した工務店さんのホームページは、行間や余白も適度に空け、写真もうまく活用し、シンプルなデザインですが何度も見たくなるホームページだと感じました。
コンテンツもマイホーム購入やリフォームを検討している方が読みたくなる情報を発信されており、参考にしたいポイントがたくさんあるので、目を通していただければと思います!