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農園・農場・園芸のホームページを作るとき参考になるHPのデザイン Vol.2

農園・園芸のホームページを作るとき参考になるHPのデザイン Vol.2

今回は農園・農場・園芸のホームページを作るときに参考になるホームページをご紹介するシリーズ第2弾です。

第2弾は、埼玉県狭山市の観光農園『狭山ベリーランド』のホームページをご紹介します。

実は今回ご紹介する観光農園は関東最大規模のベリー農園で知られています。
埼玉県内で県西部(狭山市)と県北部(熊谷市や美里町など)が主な生産地であるブルーベリーを6月から狩ることができます。

まだ行ったことないのですが、ブルーベリーが大好きなので行ってみようと思ってます(笑)

農園のホームページをこれから作成しようと考えている方は、今回紹介する農園のホームページを参考にしてみていただけたら幸いです。
では、早速ポイントを解説してまいります。

※記事公開時点のデザインをご紹介しております。記事を読んでいただいてる時点では、デザインが変更されている可能性もあるのでご注意ください。

トップページのファーストビューで3種類の味覚狩りができるとわかる

トップページにアクセスすると、「いちご」「ブルーベリー」「しいたけ」3種類の味覚狩りができることが一目でわかりますよね。

ファーストビュー(農園ホームページ参考)
(トップページ:http://www.sayama-sb.com/)

「いちご狩り」「ブルーベリー狩り」「しいたけ狩り」のボタンをそれぞれクリックすると、それぞれのページにアクセスすることができます。
試しに「ブルーベリー狩り」のボタンをクリックすると、

ブルーベリーページファーストビュー(農園ホームページ参考)
(ブルーベリー狩り:http://www.sayama-sb.com/blueberry)

ブルーベリー狩りのページが表示されます。

ユーザーがどの味覚狩りがしたいかが決まっている場合、即座にページを見て情報を得ることができるので、とても親切ですよね。

観光に行きたくなる情報を載せている

お客様に親切だなと感じた点は他にもあり、
農園周辺の観光スポットも紹介している点です。

周辺の観光スポットも紹介する(農園ホームページ参考)
(ブルーベリー:http://www.sayama-sb.com/blueberry)

車で20分圏内で、他にも観光スポットを紹介しているのは好感が持てますよね。
味覚狩りをした後の予定が立てやすくなるので、デートを計画しているカップルや日帰り旅行を計画しているファミリーにもありがたいです。

周辺観光案内の下には、「いちご」「ブルーベリー」「しいたけ」のそれぞれ旬な時期のスケジュールを一目でわかるように工夫して掲載されています。
初めて味覚狩りをする方にとって、旬な時期がわからない方も多いです。
年間の味覚狩りの時期をざっくりと知れることは嬉しいですね。
開催時期の詳細は「お知らせ」として知らせているので、いつ開催されているのか確認して行くことができます。

周辺観光案内の「周遊ドライブマップ」ボタンをクリックすると、以下のような画面が表示されます。

各観光スポットの紹介をする(農園ホームページ参考)
(周遊ドライブマップ:http://www.sayama-sb.com/map)

各スポットの情報がざっと確認できます。各スポットの観光サイトもリンクしてくれているので、見やすいなと思いました。
農園にも来てもらった後に、近くの観光スポットにお客様が寄ってくれることで、街としても観光客が増えて嬉しいですよね!

まとめ

以上、今回は埼玉県狭山市の観光農園のホームページをご紹介しました。

味覚狩りは季節によって、旬なものが変わります。
時期に合わせて、何ができるのかわかりやすくして、ホームページに掲載する工夫をしたいですね。

また、アクセス情報で農園のマップを載せているのがほとんどですが、今回ご紹介した農園は周りの観光スポットの情報も載せています。
お客様の中には味覚狩りだけでなく、他にも観光スポットを探して計画している人もいると思います。
そういう方に向け、周りの観光スポットの情報も載せることで来てもらいやすくする方法も良いですね!

農園のホームページをこれから作る方には、特に参考になるかと思うのでぜひ覗いてみていただけたらと思います。

編集後記

先日、数年前から問題視されていますが「フルーツ離れ」が深刻化しているというニュースを耳にしました。
特に若者に増えているようです。

原因としては、

  • 糖分を気にしすぎている
  • フルーツを贅沢品と考えている
  • 日持ちしない
  • 包丁を使うのが面倒
  • 食べる習慣がなくなってきている

など複数の原因が考えられます。

確かに買って食べる人は減ってきている印象はありますが、
イチゴ狩りやスイーツカフェなどは若い人やファミリーにも人気ですよね。

まずは農園やカフェに来てもらい、実際に生の果物を「採る・食べる」体験をしてもらうということも大切なのではないかと感じました。
そして、果物はただのデザートや贅沢品ではなく、野菜と同様、栄養があり健康のために食べるものだということを伝えていく努力も必要なのかもしれません。

果物に対するイメージを変え、食べる習慣をつける。

親が子供に対して、食べる習慣をつけるようにする。

食べる習慣のついた子供が親になり、子供に習慣づける。

こういったサイクルを回し続ける必要があります。
このニュースのおかげで、習慣・食育の重要性も考え、農園や果物園のWeb戦略も考えていかなければいけないなと思いました。

参考資料

  • 厚生労働省「国民健康・栄養調査」
  • 公益財団法人 中央果実協会「平成28年度果物の消費に関する調査報告書」