この夏の思い出におすすめ!埼玉県が誇る超アツい夏祭り・花火大会5選
いよいよ夏本番ですね!夏祭りに行かれる方も多いのではないかと思います。
埼玉県には、歴史ある夏まつりがたくさん開催されます。
今回はたくさんあるお祭りの中でも行きたくなる夏祭りを5つだけご紹介したいと思います。
この記事を読んでいただいて、
埼玉県には歴史があり、楽しそうなお祭りがたくさんあるんだな。
今年行ってみたいな。
街によって、文化やお祭りが違うんだな。
伝統を語り継いでいきたいな。
など少しでも思っていただけたら嬉しいです。
以下の関連記事も合わせて読んでいただければ幸いです。
お囃子が鳴り響く!関東一の祇園 「熊谷うちわ祭」
(熊谷うちわ祭オフィシャルサイトより)
熊谷うちわ祭りは、毎年7月19日〜23日に開催されます。
19日と23日は非公開の儀式のため、一般の方が参加できるのは20日・21日・23日となっています。
特徴は何と言っても、豪華な山車・屋台の巡行と叩き合いが楽しめます。
およそ70万人以上の人で溢れかえる街の中で、12台の山車・屋台が熊谷囃子と共に巡行します。
熱帯夜に響き渡るお囃子と人の声、山車の豪華絢爛さから「関東一の祇園」と言われているんですよね。
お囃子の音色、そして叩き合い合戦を楽しみたい方はオススメです!
幻想的な世界!関東一の水祭り「寄居玉淀水天宮祭」
(寄居町観光協会ホームページより)
寄居玉淀水天宮祭は、毎年8月の第1土曜に荒川・玉淀河原で開催される花火大会です。
開催地の玉淀河原は県指定の名勝でもあります。
1931年(昭和6年)から始まったお祭りで、「関東一の水祭り」と呼ばれています。
提灯で飾られた5艘の舟山車がぼんやりと川面に映り、空には5000発以上の大花火が打ち上がり、幻想的な世界を楽しめるお祭りです。
ラストに打ち上がるナイアガラが大迫力です。
水と花火の融合を楽しみたい方、涼しさを感じたい方にオススメのお祭りです!
超ど迫力!日本一の提灯山車 「久喜提燈祭り」
(久喜市ホームページより)
1783年(天明3年)の浅間山の大噴火で、夏作物が壊滅的な被害を受け、豊作を祈願したのが始まりだと伝えられており、200年以上の歴史があるお祭りです。
久喜駅前で毎年7月に2回開催されます。
最終日に提灯山車が集合して、若い人たちがお囃子を叩き、回転しながらぶつかり合い、巡行するのが見所です。
山車に飾られた500個以上の提灯の明かりは電気ではなく、全てろうそくだそうです。
山車同士が挑発しあい、ぶつかりあうのがど迫力ですね。
別名「関東一のケンカ祭り」とも言われているみたいです。
離れたり、上から見たりして提灯山車を楽しむのも良し。
提灯山車に近づいて迫力あるシーンを楽しむのも良し。
若者たちが熱くなるシーンもあるみたいですが、
生活苦や社会不安を取り除くため、豊作を祈願したのが始まりの祭りだということを忘れずに、
次の若い世代たちに伝統を伝え続けて欲しいですね!
(参考:【喧嘩上等】ゆとり?なにそれ?埼玉県久喜市最大のイベント久喜提燈祭り「天王様」が熱すぎる)
日本一の提灯山車を撮影したい方や提灯山車がぶつかり合うど迫力なシーンを楽しみたい方などにオススメです。
開催地は久喜駅前なので、JR宇都宮線・湘南新宿ラインや東武スカイツリーラインなども通っていて、アクセスしやすく都内からも1時間かからないでいけると思います。
伝統とサブカルの融合!関東最大級の千貫神輿とコスプレ祭り 「土師祭」
(2016年度土師祭千貫神輿公式サイトより)
またまた久喜市(旧鷲宮町)のお祭りをご紹介します。
土師祭(はじさい)は提灯祭りとは全く違う楽しみ方ができそうなお祭りで、面白そうなので紹介したいと思います。
毎年9月の第一日曜日に開催されます。
旧鷲宮町と聞いて、ピンと来た方もいらっしゃるかもしれません。
関東最古の神社と言われている鷲宮神社があり、歴史が色濃く残る街として知られています。
実は鷲宮神社は鎌倉幕府にとって重要な神社であったと伝えられていて、江戸時代には徳川家康から寺社としては破格の四百万石の領地を寄進されたそうです。武士に崇敬されていたんですね。
平成に時代が変わってからは、2007年に鷲宮を舞台としたアニメ「らき☆すた」が放送され、「アニメの聖地」として全国のアニメファンが集まる神社として知られています。
お祭りはその有名な鷲宮神社から久喜市商工会鷲宮支所までの鷲宮神社通り商店街で開催されます。
土師祭の主役である関東最大級の千貫神輿が鷲宮神社前のストリートを通るそうです。
(土師祭 らき☆すた神輿WEBサイトより)
面白いのが、アニメの聖地ということもありコスプレがOKなので、様々なコスプレをした人たちで賑わうそうです。
「らき☆すた神輿」が制作され、今では土師祭の名物になり、アニメとコスプレの聖地として盛り上がるアツいお祭りです。
歴史とサブカルチャーが融合する活気があり面白そうなお祭りですね。
アニメ好きや歴史好きにオススメのお祭りです!
踊りたくなる!日本三大阿波踊り 「南越谷阿波踊り」
(南越谷阿波踊りWebサイトより)
毎年8月に南越谷で行われる阿波踊りのお祭りです。
本場の徳島市の阿波踊り、東京都高円寺阿波踊りとともに「日本三大阿波踊り」に数えられています。
南越谷阿波踊りは1985年(昭和60年)にスタートしたので、紹介した5つのお祭りの中でも比較的新しいお祭りです。
阿波って徳島でしょ?なんで埼玉?って思うかもしれませんが、
毎年70万人以上が来場するくらい盛大なお祭りで、本格的な阿波踊りが楽しめます。
本場徳島からも有名な連が招待されているそうです。
また、近くには越谷レイクタウンもあるので、遊びに来たついでにお祭りにもいけますね!
南越谷阿波踊りは様々なパフォーマンスを見ることができ、老若男女が楽しめるお祭りといえます。
とにかく踊りたい、阿波踊りをみてみたいという方にオススメです!
まとめ
埼玉が誇る行きたくなる夏祭りを5つご紹介しました。
気になったお祭りはありましたでしょうか?
ぜひネットなどで調べて、足を運んでもらいたいですし、私自身も足を運びたいと思う祭りがたくさんあります。
YouTubeでも各お祭りの動画が楽しめるので、検索してみてください!
また、今回紹介はしませんでしたが行きたくなるお祭りを最後にご紹介します。
夏に開催はされませんが、ユネスコ無形文化遺産に登録された「秩父祭」や「川越まつり」も埼玉県では有名なお祭りなんです!
「秩父祭り」は、「京都の祇園祭」「飛騨の高山祭」と並ぶ「日本三大曳山祭り」の一つで、300年続く伝統の祭りです。
毎年12月の開催予定です。12月上旬であれば、雲海も発生するかもしれないので、ぜひ祭りと一緒に見に行って欲しいです!
「川越まつり」の正式名称は「川越氷川祭」です。
江戸時代から続く伝統ある行事です。古い川越の街並みを観光しながら、楽しめそうですね!
毎年10月の開催予定です。
2017年開催スケジュールまとめ
開催される順でスケジュールをまとめました。
- 久喜提燈祭り
2017年7月12日(水)、18日(火) - 熊谷うちわ祭
2017年7月20日(木)〜22日(土) - 寄居玉淀水天宮祭
2017年8月5日(土) - 南越谷阿波踊り
2017年8月18日(金)~20日(日) - 鷲宮神社 土師祭(はじさい)
2017年9月3日(日)
天候などで中止になることもありますので、
詳しくは各祭りのホームページまたは自治体のホームページ等で必ずご確認ください。
以上、楽しい夏を埼玉県でお過ごしください!